2014年4月10日木曜日

Donc... Tout est toujours question d'argent.

娘の留学を斡旋してくれたエージェンシーから次年度分の請求書が届いた。
通販会社の「お買い上げ明細書兼領収証」みたいなノリでさらっと記載されているけど、2通あって、合計金額は100万円を超える。その支払い期限がそれぞれ三日後と十日後(笑)。

だいたい、来年も留学を続けるとはまだ言ってないだろっ(やめるとも言ってないけど)、初年度もこの調子でぽんぽんぽんっと数百万円を払わされたのにさ(そのときだって人に助けてもらいながら必死で切り抜けたんだ)、けっきょく過剰に支払ったんだよね、それで精算してくれって言ったら「次年度に回します」。次年度の支払いの時期に充当し、その残金を請求すると言ってたわよね。だったら先にその金額を知らせなさいよっ。

……なんてことを言い募る度胸は持ち合わせていない(笑)ので、丁寧に、きちんと、頭のよくない相手にもわかるように明瞭な日本語で、こちらの言い分と、すぐには支払わない理由を書いて送った。

そしたら「A案件は今週中に決めてください」「B案件は今月中に決めてください」「いずれにしろ速やかに事前にお支払いください」。もちろんそれぞれの前後にたくさん尾ひれ背びれがついているのだが、すごい商売してるよなと思う。今はとくにユーロ高が激しいので、非常に損をする気分になる。ユーロ高はエージェンシーのせいじゃないし、彼らのビジネスにも影響しているだろうから金額が不当に高く感じられてもそこは斟酌しないといけない。そりゃわかってる。でも、でもさ、子どもを心配する親の心境につけ込んで、払わないならもうお世話しませんよと言わんばかりの態度がとっても気に入らない。

そうした印象を与えないように美しくお金を請求する文章の書きかたってあるのよ。気持ちよく払いましょうと思えるような書きかたが。

マニュアルがあるのか、それとも担当者の人間性が出ているのかどうか知らないが、こういうのこそ「個別対応」してもらいたい。お金なんか掃いて捨てるほどあるという裕福な家庭もあるだろうし、ウチのようにかき集めても搾りきっても足りないという家庭もあるのだ。保護者の「お金を遣う」ことに対するメンタリティは当然みな異なる。
私のように、屁理屈こねくり倒し、どういう使途でこの金額になるのか尋ねたり、安くしてくれないのとすっとぼけた問い合わせをしたり、挙句の果てには期限までには全然払わないといった保護者が「了解いたしました。できるだけ早くお支払い申し上げます。にっこり」と素直に対応するにはどう請求すればいいか、長いことこの商売やってんなら学習しておけよ、と言いたい。


と、いろいろあるけど、けっきょくは、なんでもかんでも、お金の問題。お金があるか、ないかの問題。そんな問題、おとといきやがれ、こんちくしょうめ。

母ちゃんは君が無事に自立するまで、頑張るからな。

0 件のコメント:

コメントを投稿